Epic Games Storeで配られている無料ゲームって面白いの? 第一回目
Epic Games Storeとは?
詳しく解説されているサイトは多数あるため詳細はそちらに任せて、簡単に言うとSteamのようにゲームをDL販売するサイトのようなものです。
Epic Gamesが場所を提供し、各メーカーが自社のゲームを販売する形式で、ゲームが購入されるとその販売金額の一部がEpic Gamesに入ることによって収益を得ています。
この辺りはSteamと変わらないのですが、後発であるEpic Games StoreはSteamとは違うサービスがあります。
それが「毎週無料でゲームを配る」ことです。
配られるゲームは基本的にインディーズのゲームが主ですが、セール期間や年末年始などにはミステリーゲームと銘打って有名メーカー製のゲームを無料で配ることがあります。
この無料で配られるゲームにスポットを当てて、実際に遊んだらどう感じるのか?を書いていきたいと思います。
記念すべき第一回目はDeath Stranding
現在ミステリーゲーム期間であり、このゲームは5/19-25まで無料で配られていました。
前情報
私は前情報として、ネット上でこのゲームが発売された時の評価などを目にしたことがあります。
正直なところ、グラフィック以外評価はされていない印象でした。
しかし、有名なゲーム評価サイトであるメタクリティックでは82と高い数値を獲得しており、実際に遊んだらどう感じるのか楽しみでもありました。
グラフィックは高水準!しかし・・・
期待値通りグラフィックは高水準でした。
特によかったのは、ムービーと実際に操作する画面のグラフィックに大差がなかったことです。
ムービーだけきれいに作っているゲームは腐るほどありますが、ここまでプレイ画面との差がないものは中々ありません。
グラフィックに関しては素晴らしいと言えます。
しかし、ゲーム開始時からずーっとムービー・・・。
ようやく操作できたなと思ったら雨宿りのために崖の洞穴に移動したらまたムービー・・・。
そのあとも一応プレイを続け、レイクノットシティからK4南配送センターまでたどり着きましたが、ここでやる気が尽きてしまいました(多分中盤当たり)。
配送ルートを自分で切り開くことができたり、そのルートを通りやすくするために梯子をかけたり橋を架けたりできるのは非常にいいアイディアだと思うのですが、何度もそれを繰り返すとそれ自体が面倒になるんですよね・・・。
建築には資材が必要で、それは運ぶ荷物と同様に背負わないといけないモノ扱いとなっており、建築資材を多く持つと運べる荷物が減ってしまうという何とも面倒なシステムにも閉口しました。
せめて資材は別扱いにするか、資材だけでも内容が拠点とリンクしている資材取り出しスポットみたいなものがあればよかったのですが…。
総評
ムービーの間にキャラを動かすことができるゲームだと思いました。
ムービーの間にキャラが勝手に動いて重要な判断(~の依頼は受ける、~と協力するなど)は勝手に返答しており、プレイヤーは感情移入に重要なキャラ付けの部分に一切干渉できません。
映画「Death Stranding」の中で、サム・ポーター・ブリッジスという考え方も今後の行動方針も決まっているキャラのどうでもいい荷物運びの部分をプレイヤーが操作できると考えるとわかりやすいかもしれません。
そのため、私はプレイ中に一切操作キャラに感情移入できませんでした。
多分、制作者はゲームが作りたかったのではなく「映画」を作りたかったのではないでしょうか?
しかし、映画とゲームとではかかる費用が段違いですし、後から構図が気に入らなかった場合、映画では撮り直ししかありませんが、ゲームではそのムービーを作り直すだけで済みます。
まあ、すべて私個人の憶測に過ぎないのですが。
グラフィックはかなりきれいですし、ゲームとして破綻しているところがあるわけではありません。進行不能のバグもありませんので、決してクソゲーではありません。
しかし、これを「ゲーム」として他の人に勧められるかどうかといわれると・・・。
私は誰にも勧めないと思います(無料なら別)。
総評として、タダで手に入るなら十二分に楽しめるゲームだと思います。
飽きが来ても「タダで手に入れたゲームだし別にいいや」ですみますので。
たまに起動して荷物運びに精を出す・・・、そんなプレイスタイルがいいのではないでしょうか。
以上、Death Strandingの感想でした!